企業代表と中学生が討論するキックオフイベント、7月1日開催!
株式会社サイサン(代表取締役社長・川本武彦)は、さいたま市内の公立中学3校の生徒と5企業の協働で、地域からイノベーションを生み出すプロジェクト「さいたまエンジン」に2022年度、参画することになりました。
これは、株式会社教育と探求社(代表取締役社長・宮地勘司)が開発した地域探究プログラム「エンジン」を活用した、さいたま市教育委員会(細田眞由美教育長)の新事業です。7月1日、記者会見のほか、企業と生徒の代表による討論イベントを開催いたします。
さいたまエンジンとは
中高生向け探究学習プログラムを開発・提供する教育と探求社の地域探究プログラム「エンジン」を活用し、市内の中学生と企業が共に、さいたま市の未来を探究するプロジェクトです。
「データでみるさいたま」(市都市戦略本部/都市経営戦略部)によると、市人口は毎年1万人増え、子育て世代の転入も全国トップクラス。「関東住みたい街ランキング」(SUUMO調べ、2022年)で大宮が3位、浦和が5位に入るなど、名実ともに人気エリアになっています。一方、文化や歴史の継承、コミュニティづくり、教育面のソフト、ハード面のさらなる強化といった、伸び盛りの街の「その先」に向けた実践が求められています。
「さいたまエンジン」では、こうした地域特性を踏まえた探究活動に、中学生と企業が取り組みます。生徒は「地域イノベーター」として、市内の企業のリソース(事業の特色や強み)と、地域のリソース(魅力や可能性)をかけ合わせた「イノベーションプラン」を考え、企業に提案します。
全15回の授業のなかで、企業の従業員たちも複数回学校を訪問し、対話や助言などを通じて生徒のプラン作りに伴走します。初年度となる2022年度は、市内3中学で7月から順次実施、2026年度までに広げていくことを目指します。
《 2022年度実施校と参画企業 》
学校名:浦和中学校/大宮国際中等教育学校/岸中学校
企業名:株式会社サイサン/AGS株式会社/株式会社タムロン/株式会社デサン/武蔵コーポレーション株式会社
「さいたまエンジン」キックオフイベントについて
プロジェクトの開始を記念し、さいたま市の未来を語り合うキックオフイベントを開催します。「日本一Well-beingな街 さいたま市の世代を越えたチャレンジ ~10年後のより良いさいたま市とは~」をテーマに、中学の生徒代表と企業役員が討論。その様子をメディア関係の皆様にも公開いたします。
《 実施概要 》
日時:2022年度7月1日(金) 開催場所:さいたま市教育委員会室
15時30分~15時50分 共同記者会見
15時50分~16時20分 キックオフイベント
16時20分~16時30分 記念撮影・インタビュー
参加者(予定):
<参画企業>
株式会社サイサン 取締役管理本部長 川﨑 春夫
AGS株式会社 取締役兼執行役員 野澤 幸治
株式会社タムロン 代表取締役社長 鯵坂 司郎
株式会社デサン 代表取締役社長 藤池 一誠
武蔵コーポレーション株式会社 代表取締役社長 大谷 義武
<キックオフイベント参加校>
さいたま市立岸中学校 生徒代表
さいたま市立浦和中学校 生徒代表
さいたま市立大宮国際中等教育学校 生徒代表
さいたま市教育委員会の細田眞由美教育長のコメント
さいたま市の子どもたちは、学力が高いだけでなく、自己肯定感も高く、学校に行くのが楽しい、自分にはよいところがあると感じながら、心豊かに学んでいます。また、さいたま市内の多くの企業は、地域に密着し、市の発展に結び付く取組みを展開しています。
そこで、さいたま市教育委員会は、この両者の高いポテンシャルを結び付け、今年度より市立中学生がさいたま市内の企業と協働して、イノベーションを起こす探究学習プログラム「さいたまエンジン」を、教育と探求社と連携してスタートさせます。中学生がさいたま市や企業を深く知り、探求することで、多様な価値観と出会い、未来に向け視野を広げるとともに、企業と共に日本一のWell-beingなまちを目指すプロジェクトに取り組みます。初年度は市内企業5社と市立中学校・中等教育学校の3校が実施し、今後、市立中学校に広く展開してまいります。
学校、企業、行政が「越境」し、三者が協働してこのキャリア教育プログラムに取り組むことで、子どもたちに実社会で新しい価値やイノベーションを創造する力を育んでまいります。また、社会とつながることで当事者意識をもって主体的に学んでいく態度を育成します。そして、未来を生きる子どもたちが、高い志をもち、新しい時代の担い手・創り手となって、さいたま市や世界で広く活躍してくれることを期待しています