フルオロカーボン
フルオロカーボンは、メタン・エタン等のハイドロカーボンの水素を一部または全部をフッ素で置換えた化合物ですが、一般的にはさらに塩素が結合した化合物を含めて称されています。 ガスの販売から回収破壊・機器類の販売まで、フルオロカーボンに関する事業活動を行っております。
R-22 (HCFC-22) | |
---|---|
特性 | HCFC-22は冷媒特性が優れたフルオロカーボンです。 低温を必要とする食品冷凍装置や 冷凍食品の貯蔵庫等の冷媒として、利用されています。 HCFC-22はオゾン層保護法によって規制されている物質です。 |
主な用途 | ・パッケージエアコン ・冷蔵庫 ・内蔵ショーケース ・輸送用冷凍機 ・ルームエアコン |
GWP | 1810 |
R-407C (HFC系混合) | |
---|---|
特性 | HFC-32、125、134aの3種混合冷媒体HCFC-22比理論値COP=97%圧力がHCFC-22にほぼ近い ナフテン系などの鉱油とは相溶性が悪い。 |
主な用途 | ・パッケージエアコン ・ルームエアコン ・冷凍冷蔵装置 |
GWP | 1770 |
R-410A (HFC系混合) | |
---|---|
特性 | HFC-32、125の2種混合冷媒体HCFC-22比理論値COP=89%圧力がHCFC-22の約1.6倍と高い擬似共沸ではあるが、液充填が必要。 |
主な用途 | ・ルームエアコン ・パッケージエアコン ・冷凍 ・冷蔵 |
GWP | 2090 |
R-404A(HFC系混合) | |
---|---|
特性 | HFC-125、143a、134aの3種混合冷媒体R-502比理論値COP=89%従来機器の大きな設計変更なしに代替が可能 R-502より水分分解度がやや高い。 |
主な用途 | ・冷凍 ・冷蔵 ・ショーケース ・保冷車 |
GWP | 3920 |
R-134a (HFC-134a) | |
---|---|
特性 | HFC-134aは、CFC-12の代替物質として開発された化合物です。不燃性、低毒性、非腐食性、すぐれた熱安定性といったCFC-12に近い物性を持っています。 エステル油及びエーテル油との相溶性に優れています。水分溶解度はCFC-12と比較すると若干高くなっています。 |
主な用途 | ・カーエアコン用 ・業務用冷凍機 ・プラスチックの発泡剤 ・ダストブロアー |
GWP | 1430 |
R-32 (HFC-32) | |
---|---|
特性 | HFC-32は塩素を含まずオゾン層破壊のない沸点が-52℃のフルオロカーボンです。GWPはR-410Aの約1/3である上にそれ自身冷媒として優れた特性を持っているため、R-410Aの代替冷媒として単体で用いる技術が開発されました。但し、若干の微燃性(高圧ガス保安法一般則で可燃性ガスに該当しない不活性ガス)ASHRAE34規格ではクラス2Lにあたるため国際的な安全規格に従い、リスクアセスメントの効果など配慮して使用することが必要です。ß |
主な用途 | ・パッケージエアコン(6馬力以下) ・ルームエアコン |
GWP | 675 |
NRC容器 | |
---|---|
特性 | NRC容器とは再充填禁止容器(Non-Refillable Cylinder)の略 従来の貸付容器と比べて、重量が軽く持ち運びの負担が軽減します。 また、ご使用後は容器内の残ガス対策から環境に配慮した空容器回収システムにて回収を適切に実施します。 この容器にはいかなるガスも再充填することは違法行為となります また、容器には特殊な逆止弁がついており、冷媒を容器に戻すこともできません。 |
種類 | ・R-404A・R-407C・R-410A・R-22 |
※GWP : 地球温暖化係数
Copyright© Saisan Co.,Ltd. All Rights Reserved.